日本において最優秀の経済学者にふりかかっている「言論弾圧」について 12月7日 小野寺光一
(前略)
<突然、左側と後ろ側を誰かに強くつかまれた>
それから20〜30秒ほどした時に突然私は左側とうしろ側を誰かに強くつかまれました。
<自分が犯人と誤解されたと思い、がく然とした>
自分が犯人に間違われたと思い、がく然としましたが、自分が人によく知られている身でしたので、
ここで騒ぎにしたくないと思い、大きな声も出さずに駅に到着するのを待ちました。
<駅についたら、女性に、自分が無関係なことを理解してもらおうと思った>
駅に着いたら、女性に事情を聞き、私が無関係であることを理解してもらわなければならないと思っていました。
<二人は、強烈な力で押さえつけ、女性と話ができない>
駅について、当然その女性と話ができると思っておりましたが、おそらく二人だったと思うのですが、私を掴んだ人たちが強烈な力で私を押さえつけて、事務室の方向へ連れて行きました。
<何度も「女性と話をさせてくれ(誤解だったら解かせてくれ)」と言ったが、無視された>
途中で私は何度も「女性と話をさせてくれ」と言いましたが無視され、
<上半身が全く身動きできないような強烈な力で押さえられた>
上半身が全く身動き出来ないような強烈な力で押さえられ、駅事務室の左側の小さな部屋に私一人だけが、連れてゆかれました。
<実は二人の謎の男性は、事件を目撃していない>
11月10日過ぎに受け取った検察官開示記録によると、
私を掴んだ人達は事件を目撃していない二人の民間人の男性であったとのことですが、
<事件を目撃していないのに、謎の2人の男性は、力づくで>
それならばなぜ、私が女性と話をしようとするのを力づくで阻止し、私一人だけを女性とは別の事務室に連れていったのか、非常に不自然であるとの思いを拭えません。
事務室の入り口の所に体格の大きめな駅員がおりましたので、「とにかく女性と話をさせてくれ」と告げて事務室を出ようとしたところ、
その駅員に制止されました。激しくもみ合った末に結局阻止され私は椅子に座りました。
<想像を絶する報道被害と、有罪をねつぞうされる危険性>
私は、「このままでは私が犯人にされてしまう。
そうなればマス・メディアは無責任で一方的な情報を土石流のように氾濫させ、家族が想像を絶する報道被害に直面する。あげくの果てに有罪にされてしまうかもしれない。
(中略)
<当初より一貫して無実を主張>
事件について私は当初より一貫して無実を主張して現在に至っております。
<マスメデイアの報道被害>
その後のマス・メディア報道においては、テレビ番組においても、
タレントや弁護士の立場にある者までもが、未決収容者にある私をあたかも確定者であるかの如くに扱う発言を繰り返すことが放置され、
<女性セブンの過去に示談7回という事実無根>
また週刊誌なども私が過去に痴漢事件で何度も示談をしたことがあるなどの事実無根の情報を流布するなどの状況が放置されております。私が懸念した報道被害は現実に生じております。
(中略)
<以下は小野寺光一>
以上の文書をみて、どう思われただろうか?なんだか奇異に感じたのはこの相手の女性の「子供がいるのに」という発言である。
これは何なのか?夜の10時10分に「子供が見ているのに」という意味か?
周りに「子供が見ていた?」そんな夜に回りに子供がいるだろうか?
それとも「自分には子供がいるのに」という意味なのか?
報道では「女子高生だった」とあるが、本当なのか?
どうも植草氏は、この後、この女性とは「会っていない」
植草氏は、「女性」としか書いていない。
それに、離れたところに、いた「女性」が、騒ぎ出し、左回りに、
自分の右の1mから1.5mほどに移動した、という。
つまり、植草氏から「離れている」のだ。
そして、後ろから、待ち構えたように、つかまえてきた「謎の男性二人組み」
この二人は、検察には「私たちは痴漢を目撃していません」と証言していることがわかる。
これはおかしい。ものすごい力でとりおさえて、女性には話もさせなかったのに、本人は目撃していないのだ。
そして重要なのは、この二人が実は連携プレーをしているということである。
「目撃をしていない」のに二人が、がっちりと植草を捕まえている。
もし、最初から、植草氏を、はめる目的の集団であれば、女性が
「離れている」のも当然だし、
いったん、女性が騒いだら、実際には植草氏が「誤解を解かせてくれ」といっているのに、
「絶対に女性と話をさせない」のも当たり前である。
罪にはめることが目的であれば。
「強引に話もさせずに警察に連れて行く」というのも、植草を冤罪ではめるためなら実は一貫している。
ここで、もし、この男性二人が、「目撃しました」と検事に言うと、実はこの謎の男性二人にとって困ったことになる。
というのも、裁判になったときに、身分を明らかにして「証言」しなくてはいけないからだ。
すると証言する過程で、その謎の男性二人が、実は「何者なのか。どこの団体に所属している若い衆なのか」が明らかになってしまう。
ここで、植草氏を身動きさせない「すごい力」ということから、この二人が、何らかの形で、武道を心得ている、訓練された屈強の男性であることが推察される。
つまりそこらへんにいた普通のサラリーマンではないと推論される。
横須賀に根城を持つ、暴力団関係者だったのではないのか?
しかも、この二人の男性は、自分で、直接、警察署に電話しているのである。
(このことは小野寺が調べた)
通常は駅員の事務室に連れてこられたあとに、駅員が警察に連絡して
きてもらう。
ところが、この「謎の屈強な男性二人組み」は駅員より先に、自分で、
警察署に電話しているのである。
そして、今回も、マスコミに「植草氏の有罪印象報道」がなされている。
これは実際に、裁判に傍聴した人の意見である。
http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/927.html
NHKが平気で嘘放送をするのにはビックリした。
「天に誓ってそのようなこと
はしていません」だと。ここはばっちりメモしてある
<植草氏が、言っていない「天に誓って」発言をNHKが虚偽報道>
NHKが平気で嘘放送をするのにはビックリした。
「天に誓ってそのようなこと
はしていません」だと。ここはばっちりメモしてある。
<私はそのようなことをしておりません。無罪を確信しております>
裁判長が黙秘権があることを告げた後、植草先生が正面で起立した状態で言ったのは、「私はそのようなことをしておりません。無罪を確信しております。」と言ったのだ。
<人間の尊厳にかけて事実に反する事を申し上げることはできません>
その後、検察官が植草さんの履歴を言った後、裁判長が意見陳述を座ってやりますかとたずね、右の弁護人の前にある被告席に座り、いったん座った後被告人席に起立して意見を述べた。
いくつか意見を述べ(これについても後で書きます)、その最後に言ったのは、「人間の尊厳にかけて事実に反する事を申し上げることはできません」である。
(中略)
小野寺注
結局、植草氏の事件は、共謀罪のさきがけである。
つまり権力側がでっちあげで人を罪に定めることは可能であり、
今の「思想警察導入法案(共謀罪)」は、
植草氏のように、政府の悪事を暴こうとするようなけむたい人間を
牢屋にぶち込むのに最適な法案である。
しかし、こういった植草氏事件でもっとも損をしているのは、われわれなのである。
これから安倍政権という頭脳のない人物の、
ものすごい大不況に見舞うようなとんでもない方向に政策がいっているのだ。
実はこれがもっとも問題なのである。
植草氏のような、安倍政権が、虚偽を行っていると証明できるような論客を失うことは、われわれの人生にとって大きな損失である。
自民党のアルバイトで植草氏の悪口を2ちゃんねる上に一生懸命書き込んでいる愚かなアルバイトも、
実は植草氏の経済政策を採用できなくなることで自分たちが、
もはや這い上がれない未来をもち、一生彼女もできない、喜びもない、
低賃金者として一生すごすようなことになると早期に知るべきだ。
植草氏を攻撃することは、われわれの未来の人生を攻撃しているのと同じことなのである。
(私のコメント)
植草氏の事件に関しては何度か書いてきましたが、電車の中での痴漢行為をやったかやらないかに関わらず、なぜ長期間の拘留がされているのだろうか?証拠の隠滅なども関係ないはずだが、裁判所も保釈請求を却下している。つまりはこれが国策捜査であることの証明であり、共謀罪が成立したら国策捜査の連発で微罪でも長期間の拘留がされる恐れがある。
不可解なのは植草氏を電車の中で取り押さえた二人の男の正体ですが、痴
漢行為の現場を見ていないにもかかわらず、女性が騒いだだけで取り押さえている。当時の電車の中は満員電車ではなく乗客と乗客との間隔はあり、痴漢行為をすればすぐにわかるような状況であったと思われる。
品川の手鏡事件の時は現行犯逮捕であり、鉄道警察官が尾行していた。しかし周りの人は植草氏の痴漢行為を目撃していない。今回の電車の中の痴漢行為の時も目撃者はいない。植草氏は著名人だから周囲の人から注目されている割合は大きいのですが、現行犯と言う事で警察官や女性の証言だけで起訴されて、周りに人は大勢いたのだから目撃者がいないのは不自然だ。
電車の中は比較的すいていて、痴漢行為をしたとしても1回だけだろう。何度も触れば周りの人も気付くはずだ。また触られた女性も手を払って距離をとれば痴漢行為は防げた。にもかかわらず、いきなり騒いで二人の男に取り押さえてもらっている。つまりは女と二人の男が連携していれば事件はでっち上げられた可能性がある。
植草氏が長期間拘留されたままなのも、植草氏の反論が大事になる事に対する見せしめの為なのでしょうが、植草氏が精神的にまいるのを待っているのだろう。痴漢行為を認めなければいつまでも拘留するぞと言う暗黙の圧力なのだ。しかし痴漢程度の犯罪で何ヶ月も拘留されてはたまったものではない。
確かに植草氏の自宅からエロビデオやパソコンなどには猥褻写真があったそうですが、ネット時代ではそのような写真やビデオは只でいくらでもワンクリックで手に入る。セーラー服もあったそうですが、これもネット販売でワンクリックで買えるものだ。だからこの程度では特別植草氏が性的に異常とはいえない。
品川の手鏡事件の時も警察官は植草氏が携帯のカメラで女子高生のスカートの中を隠し撮りしたと思って現行犯逮捕したのですが、ポケットの中から出てきたのは手鏡だった。携帯のカメラだったのなら隠し撮りした写真が残っているから物的な証拠になりますが、手鏡では状況証拠に過ぎない。
このような国策捜査の連発は警察や検察の権威を失墜させるものであり、やがては警察や検察自身が政治に翻弄されて組織はズタズタになるだろう。国策捜査であるかないかは拘留期間を見ればよくわかる。法定では最長でも23日間ですが、凶悪事件や証拠隠滅の恐れが無ければ保釈されるはずだ。
ところが国策捜査では異常な拘留期間の長さで、容疑者に対して容疑を認めなければ保釈しないなどの圧力を加える。ホリエモンもかなり長い間拘留されたからこれも国策捜査といえるのだろう。鈴木宗男議員や佐藤優氏などは一年以上拘留されていたが、これは明らかに政治的な逮捕拘留だ。
このように日本は知らず知らずの間に政治警察国家に変貌しつつある。しかしこのように国策捜査を連発されては、国政をゆがめる事になる。やがては取り締まりはネットにも及んできて「株式日記」も国策捜査される時が来るだろう。
だから警察や検察の国策捜査のやりすぎには警鐘を鳴らさなければなりませんが、日本のマスコミは権力に迎合して、植草氏の事件にも疑問を持ってはいないようだ。テレビや新聞は植草氏が「天に誓って」などといったと報道しているが、裁判を傍聴した人によればそのような事は言っていない。マスコミも手抜き報道で機能していない。
株式日記と経済展望より