第二回植草氏公判・見聞録(神州の泉)
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投稿者 天木ファン 日時 2006 年 12 月 20 日 21:02:53: 2nLReFHhGZ7P6

(回答先: 植草裁判速報(AAA植草一秀氏を応援するブログAAA)・・・本音がポロリ?取り押さえたのは【私服】 投稿者 あん密結社 日時 2006 年 12 月 20 日 16:57:07)

2006年12月20日 (水)
第二回植草氏公判・見聞録

 有志の皆さんのご尽力により、傍聴券は5枚取得でき、我々擁護派は、
私と速記者を含め全五名が法廷でしっかりと傍聴することができた。以
下、その速報を一部開示する。この情報は緊急性を優先したので、詳細
は追って明らかにしたいが、今はとりあえず、書けることを書く。

 12月20日、今日、東京地裁で午前10:00時より植草一秀氏の公判が
開かれ、午後1時15分に閉廷した。所要時間は3時間15分であった。

 今回は、事件を目撃した人(検察側の証人で名前は我々には明かさな
かった)の証言が主体である。男性、年齢は35歳くらい、身長は183セン
チくらい、肩幅広くがっちりした体格である。

 今、確実に言えることを開陳する。何と、この証言者は、車両内で植草
氏を捕まえたのは「私服」だったと証言したのである。さすがに植草氏を
捕まえた者が警官だったとは言わなかったのだが、暗にそれに近い表
現で、本音がぽろりと出たという感じであった。その「私服」と称された
男は、当時車両前方に座っていたそうである。その人がすぐに駆けつけ
て来て、植草氏のネクタイをつかみ連行したのだそうである。これは、もし
かしたら証言者がその者を「私服」と思わず言ったことを鑑みれば、その
人が一般人ではないと感じたのかもしれないというニュアンスに我々は
受け止めた。

 ところで、この証言者は、本日の証言の前に、蒲田警察署で6〜7時間
調書を取られたり、話をしているし、検察にも4回も行っており、公判証言
に関する十分な特訓を受けたのではないかと我々は感じた。その理由は、
検察の質問には、途切れなく見事で流暢な受け答えに終始していたから
である。逡巡の様子がほとんどないことが、却って私は不自然な感じがし
た。

 彼は、事件を目撃して、すぐに渡辺某という友達にメールを送ったそうで、
そのメールが証拠物件として提出されていた。長いメールで、何回かスク
ロールがしてあって、その写真が何枚か出されていた。最初の画面でバッ
テリーの充電レベルが空に近い状態に表示になっていたのだが、後の方
ではバッテリー充電レベルがフル状態になっていたのはおかしいではな
いかと裁判官が質問したら、充電器を借りて充電しながらスクロールした
のだと答えた。これについては今後精査してから再度記述することにする。

 次に、その友人とはどの位の割合でメールのやり取りをするのですかと
いう問いに、証言者は答えられなかった。しかし、一週間に一回とか、半年
に一回とかですかという質問には、ハイそうですと答えた。半年間もメー
ルを出さないかもしれないような相手に、事件の直後メールを出すのは奇
異な感じする。送信メールが49/50となっているのに、返信メールは134/
200となっていた。これは何を意味するのだろうか。送受信文字制限が短
メールと長メールの併用できる機能になっているのだろうか。

 次に彼は、位置に関する証言としてかなり詳細な証言を長い時間をか
けて、検察の質問に沿って行った。これも詳細がわかり次第追って公表
する。たとえば、目の前に植草氏がいた。植草氏は女子高生に体を密着
させ、左手は彼女の腰部左側面に手の平が触れていた。姿勢は前かが
みだった。しかし、手に傘を持ち、肩にかばんを掛けていることは確認で
きなかった。植草氏は前かがみになり、女子高生に身体を密着させてい
たが、頭は彼女からは離れていたと証言した。(はたしてそんな格好がで
きるのだろうか)。それと同時に植草氏の重心が右側にかかっていたこと
を何度か言ったが、それは右側に身体が傾いていたと言うことなのだろ
うか。

 証言者は、そのときは、植草氏とは気がつかなかったが、翌日、友人が
メールで、あれは植草氏ではないかとメールで教えてくれたから、はじめ
てそうかなと思い、ヤフーニュースで調べたら、載っていた。そこには顔写
真は載っていなかった。更に植草さんを支援するサイトも読んだ。しかし、
そこでも植草氏の顔写真は載っていなかったと数度も言った。植草氏を支
援するサイトの名前は明かさなかったが、常識的に考えて、彼が見たのは
「AAA植草一秀氏を応援するブログAAA」のことであろうと思うが、そうだと
すれば、そのサイトに植草氏の写真がなかったと何度も証言したことは間
違いである。というか、自身の目でよく見ていないで見たと言った可能性
がある。また、当時のヤフーニュースに植草氏の顔写真はなかったのであ
ろうか。

 次に、自分の目の前にいた女子高生が、植草氏に身体を密着されて、
前に逃げなかったのかという質問に対し、前に動いたと思うと答えたのだ
が、では何歩動いたのかという質問に対し、今度は一歩も動いていない
と訂正した。

 被告人席に座っている植草氏を見て、その痴漢をしていた人に違いな
いかという質問に対し、違いないと答えた。今のほうがやつれたとか、痩
せたとかとの違いはないかとの追加質問に対しても全く違っていないと答
えた。しかし、植草氏ご本人は逮捕前より痩せていたことは一目瞭然であ
った。

 また、この証人の前方に女子高生が、電車の進行方向に向かって立っ
ており、その後ろに植草氏、さらにその後ろに母と子ども(小学校に入る
前)がいて、植草氏と証人の前にも女性が、電車の進行方向に向かって
立っていた。女子高生が「子どもがいる前で恥ずかしくないのですか」と
発言しているのを彼は聞いたと言う。しかし、自分の後ろに植草氏がい
て、さらにそのうしろに子どもがいたのだが、その子どもが痴漢を目撃し
たのをどうやって確認したというのだろう。その子供の目線の先を冷静に
観察していたのだろうか。

 この証人は植草氏が女子高生を2分間触っていたと証言した。しかも、
スカートの上から触っていたと証言した。以上、喫緊に書けることを書い
た。また追って法廷の様子を開示していく。

 次回公判は1月25日午前10時 青木という人の承認尋問を予定してい
るそうである。

http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/

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