http://www.asyura2.com/13/senkyo146/msg/243.html
最高裁長官がアメリカの要請に応じ1審判決を破棄した砂川判決
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/b9a5972283ff20f0fc2a197ddf1d520a
2013-04-08
06:37:22 生き生き箕面通信
おはようございます。
生き生き箕面通信1568(130408)をお届けします。
砂川事件、最高裁長官が「少数意見回避願う」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130408-OYT1T00209.htm?from=main1
2013年4月8日07時19分
読売新聞
「司法権の独立揺るがす」資料見つかる
動画⇒http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130408/t10013746941000.html
4月8日
5時14分 NHK
研究者は、司法権の独立を揺るがす動きがあったことを示す資料として注目しています。
1審の9か月後、最高裁判所大法廷は、「日米安全保障条約はわが国の存立に関わる高度の政治性を有し、司法審査の対象外だ」として15人の裁判官の全員一致で1審判決を取り消しました。
今回見つかった文書は、最高裁判決の4か月前の昭和34年8月、アメリカ大使館から国務長官宛に送られた公電です。
この中で田中長官は、「裁判官の意見が全員一致になるようにまとめ、世論を不安定にする少数意見を回避する」などと語り、全員一致で1審判決を取り消すことを示唆していました。
文書には、田中長官の発言に対するアメリカ大使館の見解として、「最高裁が1審の違憲判決を覆せば、安保条約への日本の世論の支持は決定的になるだろう」というコメントも書かれていました。
会談当時は、日米両政府の間で、安保条約の改定に向けた交渉が行われている最中で、アメリカ軍の駐留を違憲とした1審判決に対する最高裁の判断が注目されていました。
文書を分析した布川さんは、「最高裁長官が司法権の独立を揺るがすような行動を取っていたことに非常に驚いている。安保改定の裏で、司法の政治的な動きがあったことを示す資料として注目される」と話しています。
そのうえで田中長官の発言については、「翌年の1月より前に1審判決を退けてもらいたいというアメリカの要望にも配慮しながら、そのような動きをしていたと考えられる」と指摘しています。
増田さんは、1審判決を取り消したその後の最高裁の判断は、「日米の安全保障における重大な分岐点であり、文書は非常に大きな意味を持つと思う」と話しています。
拍手はせず、拍手一覧を見る |