“宿敵”宗男氏が猛追及 『密約文書破棄』の外務省(東京新聞)
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/771.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 3 月 20 日 17:20:43: twUjz/PjYItws
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010032002000070.html?ref=rank
<スコープ>“宿敵”宗男氏が猛追及 『密約文書破棄』の外務省
2010年3月20日 紙面から
日米密約をめぐる十九日の衆院外務委員会の参考人質疑で、外務省が密約関連の重要文書を意図的に破棄していた疑いが強まった。岡田克也外相は事実関係を調査する意向を表明したが、当時を知る次官経験者や現役幹部の責任問題に発展しかねず、外務官僚は戦々恐々。外務省は有識者委員会の報告書公表で幕引きを図るつもりだったが、今や不倶戴天(ふぐたいてん)の敵である鈴木宗男外務委員長に待ったをかけられた。 (佐藤圭)
重要文書が破棄された可能性に言及したのは、東郷和彦元外務省条約局長だ。東郷氏は、自民党時代の鈴木氏と二人三脚で北方領土問題に取り組んだが、小泉政権当時の二〇〇二年、外務省が鈴木氏から強い影響を受けていた問題で責任を問われ、退官に追い込まれている。
東郷氏は冒頭の意見陳述で、条約局長当時の一九九九年、後任者に引き継いだ核持ち込み密約に関する文書のうち、最重要資料の半数が未発表と証言。その後、鈴木氏の質問に答える形で「引き継いだのは谷内正太郎条約局長(当時)、文書リストは藤崎一郎北米局長(当時)にも送付した」と実名を列挙した。
鈴木氏は委員会後即座に、谷内氏の参考人招致を検討する考えを示した。小泉政権下の「宗男バッシング」で失脚後、新党大地代表として衆院議員に返り咲き、「質問主意書」などを通じて外務省と対峙(たいじ)してきた鈴木氏。旧知の東郷氏の手を借りて、いよいよ本丸に切り込んだ格好だ。
外務省は当初、「東郷氏の証言は大したことにはならない」と高をくくっていた。ところが、東郷氏は引き継ぎだけにとどまらず、「外務省をよく知る人から、情報公開法施行前に関連文書も破棄されたと聞いた」と指摘。有識者委に提出されていた東郷氏の密約文書を「公開を前提にしないものとして受け取っていた」(岡田氏)との理由で伏せていたことも、東郷氏の証言の衝撃度を高めてしまった。
谷内氏は前事務次官で、昨年九月まで麻生政権の政府代表を務めた大物OB。藤崎氏は、米軍普天間飛行場移設問題などを抱える現役駐米大使だ。
藤崎氏らが責任を問われる事態になれば、外交現場が混乱するのは必至。かといって調査に手心を加えれば、密約解明で取り戻すかに見えた「外交への国民の信頼」(岡田氏)を失う。外務省からは「犠牲者が出るのではないか」と心配する声が漏れる。
【機密情報につき取扱注意】長州忍者のDNA:岸信介と関東軍特務機関による日本支配の真実 清和会、右翼、S学会、共産党!?
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/437.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2010 年 3 月 14 日 16:53:24: 8rnauVNerwl2s
☆北朝鮮建国時の高官であった金策は帝国陸軍が半島に残した残置諜者
(学生)
先生、『金正日は日本人だった』(佐藤守)という本があるそうですが、いわゆる「都市伝説」なんですか。
(ものしり博士)
いや、そうでもないんだ。
元奉天特務機関にいた田中光一によれば、満州全土に散っていた正規の特務機関員は約三千人、一割は未帰還者で、その多くは戦後も現地に残って情報収集活動を続けた、残置諜者になったというんだ。
北朝鮮建国時の高官であった金策は帝国陸軍が半島に残した残置諜者で、日本名は畑中理。金策は建国時の北朝鮮で、金日成を中心とする疑似天皇制を敷くことを提言し、金日成親子はそれを実行してきたのではないかとされている。
ネットの世界では、金策が明石機関の一員だったというのは定説になりつつあるんだが、いやいや、それだけじゃない、金策は実は、日本人なのだ、という話まである。金日成の神格化のスタイルは、日本の天皇制を真似したものだと言うのだ。
(学生)
終戦直後、支那大陸やロシア各地になお相当数の間者(諜報員)が残っていたんですか。
特務機関=諜報機関というのが、キーワードですね。
☆日中戦争は、岸信介のための第二次アヘン戦争
(ものしり博士)
そうだ。戦前、関東軍は、謀略を使って満州国を作った訳だが、特務機関を操って、その満州国を支配したのが、岸信介と東条英機なんだよ。
当時ほとんど『独立国家』だった関東軍・満州国は、現在のCIA同様、多額の活動資金を賄うため大陸の阿片を資金源にしたんだ。日本が、日中戦争の泥沼に陥ったのも、岸や東条の麻薬利権のためだったとも言われているんだ。
闇社会が扱う最大の物品は阿片であり、この取引で得た莫大な上がりが岸・東条の手下の甘粕や里見ら特務機関の財源であった。
内閣誕生のわずか5年前、2.26事件勃発時には、満州の憲兵隊司令官にすぎなかった東条が、戦時の絶大な権力を手に入れ、総理大臣にまで上り詰めた原動力がこの金という訳だ。
阿片は、関東軍と満州国が押さえていた。しかも生産者との交換のための物資の調達や輸送は、関東軍御用達の総合商社満鉄の仕事だった。
この満鉄、特務機関の残党が、戦後再結集して作り上げたのが、戦前の大本営発表機関、同盟通信の兄弟会社「電通」だ。
(学生)
じゃあ、岸や東条の麻薬利権のために、大勢の日本国民が死んだというんですか?
それが本当なら、岸も東条も許せない売国奴じゃないですか。
一銭五厘の赤紙で徴兵され、戦地で死んだ英霊たちは浮かばれませんね。
(ものしり博士)
そうだ。岸や笹川達が、自分の金儲けのために大勢の国民を死なせといて、その後継者の清和会の連中が、やれ靖国参拝だ、愛国教育だなんてお笑いだ。金の亡者が、愛国心や徴兵制を語る時点で終わっている。
☆岸、児玉、笹川の戦後日本支配
(ものしり博士)
ニューヨーク・タイムズ記者.ティム・ワイナーや公開された米国機密文書によれば、戦後、東条英機の処刑の翌日釈放された、A級戦犯の岸信介、児玉誉士夫、笹川良一は、読売新聞社主の正力松太郎同様、アメリカ(CIA)のエージェントだったとうのは最早常識だろう。
児玉や笹川が大陸で、大勢の中国人を虐殺して徴発した、ダイヤモンドやレアメタルが、自民党の結党資金となり、その後、自民党総裁に収まった、岸が総理大臣となり、日本を支配したことはネット世界では常識な訳だが、岸、児玉、笹川の巣鴨プリゾン三人組は元々、特務機関の幹部として繋がっていたようなんだ。
CIAの手下である統一教会の文鮮明が、岸、児玉、笹川を支配した、戦後日本は、朝鮮人によってアメリカに間接統治されたとネット上で言われているが、日本間接統治の主体である朝鮮人と岸、児玉、笹川の関係は、実はもっと腐れ縁のようだ。
朝鮮総連に詳しい朝鮮新報社元記者の河信基『証言「北」ビジネス裏外交』によれば、小泉時代、北朝鮮の拉致家族帰国交渉を仲介した吉田猛の父吉田龍雄(金奉龍)は、北朝鮮の金日成と太いパイプを持っていた。彼は戦前、南京大虐殺で有名な松井陸軍大将に私淑し、日本軍相手の会社を経営していたそうだ。戦前上海には、日本軍に物品を納入する○○機関という商社があり、特に児玉、阿片王里見が有名だが、恐らく龍雄も特務機関のメンバーだったんだろう。
龍雄は、創成期の在日運動に尽力し、彼の下には、在日朝鮮人運動左派グループが集まった。その中には、朝鮮総連を創設し、議長となる韓徳銖、日本共産党中央委員でもあった金天海らがいたんだ。龍雄は、日本共産党の野坂参三を支援して家屋敷まで譲り渡したそうだ。
戦後の共産党活動は、在日朝鮮人と一体不可分であり、共産党から在日朝鮮人が分かれて朝鮮総連を作ったといっても過言ではないんだ。そしてその背後には、特務機関工作員残党の可能性が噂される吉田龍雄がいた訳だ。
成太作(ソン・テチャク)という在日説がある、S学会のI名誉会長も若い時代、労働組合活動に参加していたそうだが、傘下の商工業者を税務署から守ることを名目に、シンパを引きつけているところは、共産党、朝鮮総連、S学会とも瓜二つなんだ。非常に興味深いね。
共産主義者だけじゃない。在日運動には、右派もいて、町井久之(鄭建永)は、朝鮮建国促進青年同盟東京本部副部長として朝鮮総連に対抗し、反共的な東声会を結成、母校専修大生を集めて愚連隊を組織した。東声会はやがて児玉誉士夫とつながりの深い暴力団に変質したんだ。
面白いことに龍雄と町井は同じソウル出身で、共に児玉と接点があり、当時としては珍しい高等教育を東京で受けているから、お互い当然面識があったと思われるんだ。
(学生)
龍雄が、児玉と同じ戦前の特務機関のメンバーで、児玉の知遇を得ているとしたら、彼は在日が大半を占めると言う暴力団とも繋がる訳ですね。
(ものしり博士)
暴力団、似非右翼ともバッチリ繋がる訳だ(笑)
☆カルト宗教 宗教の皮を被った特務機関
(ものしり博士)
戦後の日本支配の中で、統一教会の果たした役割は極めて大きい。
統一教会というと『合同結婚式』や霊感商法、原理研究会を使った大学生洗脳・誘拐、中南米での麻薬取引等で有名だが、大手マスメディアはあまり報じない。
統一教会は、現在の北朝鮮出身の文鮮明が起こした宗教だ。1960年代の冷戦体制下で反共を掲げ、勝共連合を設立、KCIA支配下の韓国で勢力を拡大した。
日本でも勝共連合を設立し、その下に保守政治家、高級官僚、右翼が結集した。
財界人を中心にした「勝共運動を応援する会」や学者文化人による「全国 教授勝共講師団」、自衛隊OBや防衛関係者による「勝共国民運動の防衛問題に協力する会」、国会議員による「勝共推進国会議員(の会)」などを結成し、幅広い国民運動を展開したんだ。
「公安検察」の設立に尽力したのも満州帰りで、勝共連合メンバーの緒方浩(元公安調査庁長官で元最高検察庁公安部長の緒方重威の実父)なんだ。
フジ・産経グループは、勝共連合名誉会長だった笹川良一の日本船舶振興会(後の日本財団)と密接な関係があるが、総帥の鹿内信隆は、戦争中、岸の子分で、長州出身の日産コンツェルン鮎川義介の手下だったんだ。
(学生)
財界、学者文化人、防衛関係者、国会議員・・・
公安検察にフジ・産経といった大手マスメディア。
正に日本を支配しているといった感じですね。産経新聞が、日本財団関係者や元議員秘書上がりの大学教授達の怪しい論説ばかり載せていて、『カルト新聞』かと思ったんですが、直感は正しかったんですね。
(ものしり博士)
自民党は、北朝鮮の拉致被害者が問題にしているが、大学で洗脳されて行方不明になる学生数は、それ以上だよ。
北朝鮮批判の急先鋒である安倍も、似非右翼もその辺りは全く触れないね。もっとも自民党の世耕議員のように早稲田で原理研のトップだったという噂もある人物もいるし、自民党には統一教会に祝電を送ったり、教会に関係ある秘書を抱えたり、清和会=統一教会といってもあながち誤りとはいえない。
統一教会の最大の謎は、反共という金看板を掲げていたのに、1991年12月に、文鮮明教祖が北朝鮮を電撃訪問し、金日成主席と和解したことだ。北朝鮮に対し、35億ドル(約4400億円)の支援を約束している。
こうなると北朝鮮も文鮮明も元から同じ穴の狢ではなかったのかという疑念が湧いてくる。
統一教会は、壺や印鑑の霊感商法のほかにも、信者の全財産を寄進と称して巻き上げたり、麻薬ビジネス、マネーロンダリングと悪い噂が絶えないね。その辺りは、統一教会の別働隊と言われるオウム真理教やS学会の手法と驚くほど似通っているね。
S学会のI名誉会長は、大倉商事という街金上がりで、大倉商事の社長のT田二代目会長と一緒にS学会に入って、組織を乗っ取ったんだ。宗教法人の皮を被った街金といっても過言ではない面がある。
共産党や朝鮮総連でも触れたが、宗教法人は、税務署から『治外法権』になっていて手が出せない。一種のブラックボックスなんだ。
脱税やマネーロンダリング目当てに、休眠中の宗教法人を買い漁る暴力団がいるという噂も絶えないね。日本を浄化するには、どうしても宗教法人課税を行なって、宗教法人の資金の出入をクリアにする必要があるだろう。
(学生)
財務省、自民党、みんなの党、財界、マスメディアが主張する消費税の増税より、宗教法人課税を導入するのが先ですね。
☆明治維新と長州忍者のDNA
(学生)
岸信介や日産の鮎川、児玉、笹川、甘粕、里見・・・
それにしても何で山口出身者や特務機関が政治の裏舞台で日本を支配しているんですか?
平成の現代に、薩長藩閥政治が続いている訳でもないでしょうし。
(ものしり博士)
それこそが『日本建国の闇』なんだ。
加治 将一氏の『幕末 維新の暗号』を読めば分かるが、木戸孝允、伊藤博文といった長州の志士と言われた人間は、実は英国諜報機関のエージェントだった。そうじゃなければ、鎖国時代の日本から現在価値で数億円にのぼる留学などできるはずがない。
鹿島昇氏の著書にあるように、伊藤達は長州忍者組織の下忍で、要人暗殺を任務とし、坂本龍馬、大久保利通ら敵対する勢力を粛清する中で、『長州の天皇』を戴いて明治政府のトップに上り詰めたという説があるんだ。
いずれにせよ長州人が、明治政府を牛耳ることになった訳だ。岸も佐藤栄作も山口県の田布施の出身。その他歴代首相の多くも長州山口の出身だ。日産の鮎川も、最近有名になった宮内庁のハゲ田もそうだ。
鹿島昇氏は、これら長州人の政・財・学の人的ネットワークを『偽史シンジケート』と呼んで、激しく糾弾したんだ。こいつらの思想が日本を戦争へと導いていくことになったからだ。
岸の操った大陸の特務機関は、この『長州忍者のDNA』をそのまま受け継いでいる訳だ。
(学生)
明治維新の闇が、未だにこの日本に影を落としているとは驚きですね。
でも、先生の話を聞いて、理解できなかった日本の政治や東アジアの国際情勢が飲み込めてきました。
何故、公明党が自民清和会と連立を組んで、日本を支配したのか、
何故、検察もマスメディアが異常な国策捜査や執拗な民主党批判を行うのか、
何故、自民党と一緒になって共産党が鳩山・小沢を攻撃するのか、
何故、似非右翼やネットウヨが自民清和会べったりなのか、
何故、似非右翼やネットウヨが従米ポチ主義で反中国、反韓国なのか、
何故、自民党がピンチになると北朝鮮はミサイルを発射するのか
このことに日本人は気が付かないのでしょうか?
(ものしり博士)
異常な検察の国策捜査やマスメディアの偏向報道で、流石のB層日本人も『何かおかしい』と気が付いてきたようだ。とはいえ、日本軍の特務機関の残党一味が未だに日本を支配しているという現実は信じられないかもしれない。
特にこれらは全て『タブー』といわれることで、表立って発言することすら難しい。ネットに散らばる真実を繋ぎ合わせてゆく地味な作業が必要になる。
しかし、日本が、米英の影響から離れて、真の独立国になるには、真実の歴史、真実の支配構造を知る必要があると思う。
※長文をご容赦ください。
賛同される方はクリックねがいます。↓
<参考リンク>
◆金正日は日本人
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2009/11/post_3c15.html
◆A級戦犯岸信介の犯罪:東条英機、甘粕機関、関東軍と満州の阿片の闇
http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/498.html
◆韓徳銖【ハンドクス】
http://kotobank.jp/word/%E9%9F%93%E5%BE%B3%E9%8A%96
◆創価学会は北朝鮮宗教である
http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/sokakitacho.htm
◆ 統一教会とユダヤ人と北朝鮮
http://www.asyura2.com/0601/cult3/msg/286.html
◆ 正力松太郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%8A%9B%E6%9D%BE%E5%A4%AA%E9%83%8E
◆ 鹿内信隆
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E5%86%85%E4%BF%A1%E9%9A%86
◆満鉄調査部・「電通」・勝共連合そして安倍晋三、その点と線
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/902.html
◆平沼=生長の家=統一協会、文教族は宗教右翼のゴロツキ
http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/956.html
◆文鮮明師の北朝鮮訪問を報じる新聞記事(1991年12月)
http://www.chojin.com/korea/moon_kim/papers.html
◆「電通」と自民党・公明党・CIA、「電通」を取り巻く、日本でいちばん醜い利権の構図
http://www.asyura2.com/09/senkyo69/msg/805.html
◆幕末~明治維新の背後にうごめく、ロスチャイルドのネットワーク
http://d.hatena.ne.jp/boogierock/20100216/1266313213
湯浅誠
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この項目では、日本の社会運動家について記述しています。同姓同名の中国問題の評論家については「湯浅誠 (中国評論家)」をご覧ください。
湯浅 誠(ゆあさ まこと、1969年 - )は社会運動家・活動家・自立生活サポートセンター・もやい事務局長・反貧困ネットワーク事務局長、元内閣府参与・緊急雇用対策本部貧困・困窮者支援チーム事務局長。テレビ・新聞などマスメディアに論評を求められることも多い。東京都小平市出身。21世紀初頭に顕在化した日本の貧困問題に関する活動と発言を続けている。
目次 [目次を表示する]
1 学歴
2 経歴
3 思想 - 理念と主張 -
3.1 「五重の排除」
3.2 「自己責任の過剰」
3.3 「貧困ビジネス」論
4 脚注
5 著作
5.1 書籍
5.2 論文・記事
6 参考資料
7 関連項目
8 外部リンク
..........
[編集] 学歴
1988年 武蔵高等学校 卒業
1989年 東京大学文科I類 入学
1995年 同大学法学部 卒業
1996年 東京大学大学院 法学政治学研究科 入学
2003年 同大学院博士課程 単位取得退学
[編集] 経歴
新聞社勤務の父と、小学校教諭の母の間に生まれる[1]。1988年に武蔵高等学校卒業後、1浪して東京大学に入学。児童養護施設のボランティアや映画鑑賞にのめりこんで授業にはあまり出席していなかったが、5回生の夏に一念発起し学者を志して勉学に集中、一時的にボランティア活動から離れた。 1995年の法学部卒業後は他大学の大学院に籍を置いた。翌1996年、東京大学大学院の法学政治学研究科に入学、日本思想史の研究に従事し、活動と勉学を両立させていたが、父の死などをきっかけに2003年に単位取得退学、活動に専念した。
1995年、大学院在学中からホームレス支援などに関わる。
2000年、炊き出しの米を集める「フードバンク」を設立。
2001年、ホームレスを支援する「自立生活サポートセンター・もやい」設立。
「もやい」事務局長職は無給であり、大学院を辞めてからは毎月数万円で生活していたが、『貧困襲来』発表後、講演会などの収入で多少は持ち直したという[2]。
2003年、便利屋「アジア・ワーカーズ・ネットワーク」設立。
2007年、「反貧困ネットワーク」結成を呼びかける。
時の特命担当大臣・竹中平蔵の発言「日本に絶対的な意味での貧困は存在しない」に反論する論文を雑誌「賃金と社会保障」に掲載したことがきっかけで編集者に声をかけられ、同年7月山吹書店から『貧困襲来』を著す。
2008年12月、著書『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』により平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞、大佛次郎論壇賞受賞。同月31日には、社会問題化したいわゆる「派遣切り」への緊急対策として、他のNPOと協力の上で日比谷公園に「年越し派遣村」を開設。“村長”として運営を取り仕切った。
2009年10月、菅直人副総理大臣兼国家戦略担当大臣に要請され、10月26日内閣府参与・緊急雇用対策本部貧困・困窮者支援チーム事務局長に就任[3][4]。
2010年2月、内閣府参与を辞任と報道される[5][6]。
内閣府参与としての仕事は、テレビでも紹介された[4]。
「年越し派遣村」村長就任の頃より内閣府参与としての仕事に携わる時期において、マスメディアによる報道その他に伴い、社会現象としての激しいバッシングに遭遇するようになった[7]。
[編集] 思想 - 理念と主張 -
[編集] 「五重の排除」
湯浅は自身の活動経験から、元首相小泉純一郎による「聖域なき構造改革」以降の日本社会で顕在化した貧困において、個々の人間が貧困状況に追い込まれるプロセスには5つの排除構造が存在すると主張している[8]。
教育課程からの排除
親世代が貧困状態である場合、その子供たちは多くの場合中卒あるいは高校中退で社会に出なければならず、社会的階層上昇(貧困脱出)のための技術や知識・学歴を獲得することが極めて難しい。この背景には、日本がOECD加盟諸国の中でも、学校教育費への公的支出のGDP比が下から2番目という、教育関係への公的支出が極端に少ない国であるという問題がある[9]。
企業福祉からの排除
小泉構造改革によって激増した非正規雇用の人々は、正規雇用の人々に与えられている雇用保険や社会保険、企業による福利厚生、安定した雇用などから排除されており、容易に貧困状態に滑り落ちてしまう。
家族福祉からの排除
低負担・低福祉である日本社会では親族間の相互扶助が、社会的転落を防ぐセーフティーネットとしての重要な役割を果たしているが、貧困状態に陥る人々はもともと頼れる家族・親族がいない(たとえば家族・親族もワーキングプアであるなど)ことが多い。
公的福祉からの排除
「ヤミの北九州方式(水際作戦)」に代表されるように、現在の日本では生活保護担当の公務員は、申請者をあれこれ理由を付けて追い返す、門前払いにすることばかりに力を入れており、いよいよ追い詰められた状況でも生活保護受給にたどりつけない者が非常に多い。湯浅は現在、生活保護受給資格があるにもかかわらず「水際作戦」などによって生活保護から排除されている人々(漏給と呼ばれる)を600万人から850万人と見積もっている[10](生活保護問題#水際作戦も参照)。
自分自身からの排除
上に述べた4つの社会的排除に直面した結果、自分自身の存在価値や将来への希望を見つけられなくなってしまう状態を言う。
[編集] 「自己責任の過剰」
湯浅は日本社会に特徴的な病理として「自己責任」論を厳しく批判する。湯浅によると、日本社会に蔓延する自己責任論は、自他の持つ社会資本の格差(親の所得格差、人脈の有無など本人の努力以外の部分で社会における有利不利を決定づけるもの)を見落としているという。またこうした自己責任論はいわゆる「負け組」の人々においても内面化されてしまっており、所持金が底を尽きどうにもならなくなるまで「自己責任」で頑張り過ぎる者が非常に多いと湯浅は指摘している。「負け組」におけるこのような自己責任論の内面化の弊害として、より早い段階で各種の支援事業にアクセスすれば防げる事態の悪化(自己破産や一家離散、自殺、無理心中など)を湯浅は挙げている[11]。
[編集] 「貧困ビジネス」論
詳細は「貧困ビジネス」を参照
[編集] 脚注
^ 「be」 2009年6月27日、b3
^ 『AERA』 2008年3月31日号
^ 内閣官房内閣広報室 湯浅誠氏プロフィール
^ い ろ NHKスペシャル 2010/02/28
^ asahi.com 2010/2/19 湯浅誠氏、内閣府参与を辞任 「一区切りつけたい」
^ NHKスペシャル 2010/02/28 においては、「保留中」とされている。
^ ラジオデイズ 2009/4/2 雨宮処凛の生き延びる道標『vs.湯浅誠 生きにくい現在の底で発言する』
^ 湯浅誠『反貧困』岩波書店、2008年、60-61ページ
^ 湯浅(2008)、56-58ページ
^ 湯浅(2008)、29-30ページ
^ 湯浅(2008)
[編集] 著作
[編集] 書籍
自著
『あなたにもできる! 本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』 同文舘出版, 2005年8月, ISBN 4495568612
『貧困襲来』 山吹書店, 2007年7月, ISBN 4903295109
『反貧困 -「すべり台社会」からの脱出』 岩波新書/岩波書店, 2008年4月, ISBN 4004311241
『どんとこい、貧困!』 理論社
共著
『もうガマンできない! 広がる貧困』 宇都宮健児、猪股正共著, 明石書店, 2007年7月、ISBN 4750325848
『働けません。「働けません。」6つの“奥の手”』 日向咲嗣、吉田猫次郎、李尚昭、春日部蒼、しんぐるまざあず・ふぉーらむ共著, 三五館, 2007年12月, ISBN 4883204073
『1995年 未了の問題圏』 中西新太郎編, 雨宮処凛, 中島岳志, 栗田隆子, 杉田俊介共著, 大月書店, 2008年9月, ISBN 427233056X
『反貧困と派遣切り 派遣村がめざすもの』 福島みずほ共著, 七つ森書館, 2009年
『正社員が没落する -「貧困スパイラル」を止めろ!』 堤未果との共著, 角川oneテーマ21/角川書店, 2009年3月, ISBN 978-4-04-710179-1
[編集] 論文・記事
「生活困窮フリーターと『貧困ビジネス』」、『論座 2007年1月号 No.140』、朝日新聞社、東京、2006年12月。
「貧困ビジネスとは何か」、『世界 2008年10月号 No.783』、岩波書店、東京、2008年9月、ISSN 0582-4532。
[編集] 参考資料
NNNドキュメント'10 (2010年2月21日放送) カツドウカ、政府へ: 反貧困・湯浅誠の1年 2010/02/21 - 日本テレビ.
NHKスペシャル (2010年2月28日放送) 『権力の懐に飛び込んだ男: 100日の記録』 2010/02/28 - NHK/日本放送協会.
[編集] 関連項目
格差社会・ワーキングプア - 貧困ビジネス
アジア・ワーカーズ・ネットワーク(あうん)
自立生活サポートセンター・もやい - 反貧困ネットワーク
年越し派遣村
[編集] 外部リンク
自立生活サポートセンター・もやい
反貧困ネットワーク
広がる若者世代の貧困 「一回転ぶとドン底まで行く」
「ネットカフェ難民」転落 本当に若者の「責任」なのか
視点・論点 「シリーズ格差・貧困」
視点・論点 「派遣切り」
ダイヤモンド・オンライン 「宗教家でも左翼活動家でもない新鮮」
湯浅誠 - Twitter
日本の貧困 湯浅誠(HRNトークショウ 2008.8.28) - YouTube
社会記事
簡単な説明等を入れます。At vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum. Stet clita kasd gubergren, no sea takimata sanctus est Lorem ipsumAt vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum. Stet clita kasd gubergren, no sea takimata
ビジネス記事
簡単な説明等を入れます。At vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum. Stet clita kasd gubergren, no sea takimata sanctus est Lorem ipsumAt vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum. Stet clita kasd gubergren, no sea takimata
政治記事
エンターティメント記事
簡単な説明等を入れます。akimata sanctus est Lorem ipsumAt vero eos et accusam et justo duo dolores et ea rebum. Stet clita kasd gubergren, no sea
スポーツ記事
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参考資料1
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